影のある女

2019年4月の健康診断で肺に影が見つかり(右上葉すりガラス影30mm)、肺がんの疑いをかけられて事情聴取中の42歳女。捜査の結果、肺腺がんステージⅠ

肺癌手術後 外来

肺癌の胸腔鏡手術を受けてから丸3週間。

術後初めての外来です。

 

まずは血液検査、そしておきまりのレントゲン、それを踏まえての外来。

 

まずは手術の結果について。

取り除いた肺のがん細胞を調べるとやはり肺腺がんということでした。

大きさは12mm

手術の時に取ったリンパの検体につきましてはリンパ節転移なしという検査結果で、

今回はステージⅠAということになります。

 

先生に肺の状態を聞きましたところ、非喫煙者で肺は綺麗だったそうです。

やはり非喫煙者の女性に多い女性ホルモンが原因の一つとされている肺腺がんで、

「遺伝子を調べるときっとEGFR遺伝子というのが出てくると思います」と言われました。

調べるのに2万円ほどかかるそうなので調べませんが、

もしその遺伝子が原因ということがわかると、

今後再発した時によく効くお薬が今はあるそうです。

こちらの記事なんかは参考になるかもしれません。

www.ncc.go.jp

 

今後の可能性としては再発が10%~20%

多くは脳、骨など遠隔転移だそうです。

定期的に検査を続けることになります。

 

今回、根治できましたので追加の抗がん剤はなし。

 

傷跡につきましてはドレーンが入っていたところに少し引き連れがあります。

傷も全て閉じていますので、お風呂はOK。

ストレッチなど無理のない範囲で行います。

 

肋骨の一部にまだ神経痛が残っていますが、温めると多少良くなるとのことでした。

他には空咳がまだ出ます。

この2点が今後どこまで回復するのか。また回復までにどのくらい時間がかかるのか。

経過はここで記録していきたいです。

 

手術で筋肉も神経も切れてしまっているわけですが、

神経は多少回復するものの、筋肉については切れてしまった部分は再生するわけではなく、ただくっついてその傷が硬くなるだけということで、

周りの筋肉で補っていくしかないようです。

切開した筋肉がくっつく時に生じるしこりのようなものはこちらに詳しく書いてあります。

www.nature-n.com

 

レントゲンの結果、失った肺の部分は期待以上に広がっており、かなり良いみたいです。

経過は良好。

また2ヶ月後にレントゲンと呼吸機能検査が入りました。

 

今後、仕事でレッスンやショーで咳き込むことは避けたいので、

咳止めのお薬デキストロメトルファン臭化水素酸塩錠を出してもらいました。

 

血液検査、レントゲン、外来で4380円

咳止め2週間分で670円

 

とりあえず転移がなかったということで安心しました。