影のある女

2019年4月の健康診断で肺に影が見つかり(右上葉すりガラス影30mm)、肺がんの疑いをかけられて事情聴取中の42歳女。捜査の結果、肺腺がんステージⅠ

肺腺がん胸腔鏡手術後

入院生活 DAY4

 

術後2,3日は肩の神経痛みたいな鈍痛が続きますが、我慢できないというほどではないので、処方された湿布ケトプロフェンパップは結局最後まで使わずじまい。

上体を起こしたり、トイレの移動などだいぶ慣れてきました。

手術で気管に管が入っていたので、痰が出やすい状態ではありますが、

水分をたくさん取らないと、まだ痛くてとてもじゃないけど無理やり咳払いで痰を出すことはできません。

咳もそうですが、不意のくしゃみ、しゃっくり、笑うのさえ傷が痛みますのでまだ怖いです。

 

朝の検温、血圧、血中酸素値などチェックしてもらい、

傷の具合もよく、すべて順調でしたので、

術後2日目の朝に脇腹のドレーン、硬膜外麻酔、心電図、点滴用の針と、管という管がすべて取れました。

手術をした先生方も驚いておられましたが、

看護師さんには「10代、20代男性の気胸なみの回復の早さです」という言葉をいただき、なんだか嬉しかったです。

 

8時朝食

 

米飯 170g

味噌汁(大根・わかめ)

さつま揚げ煮3個

もやし・ニラ浸し

茹でカリフラワー・マヨネーズ

牛乳 200ml

お茶

 

いよいよ管が外れて自由の身になりましたので、ヒマ期突入です。

午前中にまたレントゲン撮影が入りました。

 

ついでに院内の図書室で本を借りたり、コンビニで買い物したり。

運動不足ですし、上体を起こしておいた方が肺のためにも良いので、

ひたすら読書。

普段からテレビは全く見ません。

また、インターネットももっと高いお部屋でないとWi-Fiは使えず、

有料の有線LANしか使えませんので、PCも使えず。

 

昼食

バターロール・レーズンロール

いちごジャム

トマトクリームシチュー

グリーンサラダ・ドレッシング

アップルジュース

お茶

 

ここ、国立国際医療研究センターにはコンビニ、売店、レストランのほか、

カフェはタリーズが入っています。

病室にいてもつまらないので、結局この日から退院まで毎日タリーズに通うことになりました。

こういった意味では食事制限がない分、がんの中でも肺がんの手術はまだマシですね。

 

そして、ようやくこの日からシャワーを浴びることができます。

痛み止めの効果もあり、思ったほど辛くはないです。

急激に腕をあげたりすることはまだできません。

筋肉、神経も切れているので、まだ胸のあたりは痺れているような感覚と、

傷のあたりは引っ張られているような感覚。

傷口はまだ石鹸を使って洗えませんが、その他は患部を気遣いながら自分で洗えます。

久々に綺麗さっぱりして気分もリフレッシュ。

 

夕食

 

米飯 170g

千草焼き

大根おろし・醤油

かぼちゃそぼろあん

きゅうりもみ(生姜)

お茶