影のある女

2019年4月の健康診断で肺に影が見つかり(右上葉すりガラス影30mm)、肺がんの疑いをかけられて事情聴取中の42歳女。捜査の結果、肺腺がんステージⅠ

2ヶ月間の肺腺がん疑いから手術根治まで

肺腺がんの手術から1ヶ月以上が経ち、すっかりいつも通りの生活に戻っております。

周りのがん経験者、そしてICUの先生からも何度も言われた言葉ですが、

「こんなに早い段階で見つかって本当にラッキーだったね」と。

 

ICUの先生曰く、

最初のレントゲンを見せてもらいましたが、

手術前提で見ると影はわかるけど、

もし自分が健康診断のバイトでこのレントゲンを見ても、

再検査した方がいいとは多分言わないので、

ここで診断した先生が本当に優秀だということでした。

 

というわけで、地域がかなり限定的になりますが、

参考までに私の肺腺がん根治までお世話になった病院、流れをご紹介します。

 

4月19日

追分クリニック新宿三丁目

年に一度の健康診断は、いろんな病院で受けてきましたが、

女性専用の綺麗なフロアで受けられるということで、

ここしばらくはこちらで毎年お世話になっています。

ここでの判断が発端となります。

 

5月13日

健康診断で

胸部X線(肺・縦隔)所見:お近くの呼吸器科を受診してご相談ください」

E判定を受け、再検査へ。

加藤医院(下北沢)

レントゲンを撮ったところかすかに影が写り、

CTでもう少し詳しく診た方が良いとのことで、

その日のうちに紹介、予約をしてくださいました。

 

メディカルスキャニング(経堂)

CT撮影はその日のうちにできましたが、

そのデータを技師の先生が診て判断したもの、CTのデータを送るのが2日後とのこと。

 

5月15日

CTの結果を元に再度加藤医院へ。

CTを見て、加藤先生とCTを撮った先生ともにがんの疑いがあると判断されました。

もう少し詳しい検査ができるところということで、

評判、立地条件など考慮し紹介状を書いてくださいました。

 

次の週から紹介された国立国際医療研究センターで様々な検査を重ねた結果、

肺腺がんの疑いがいよいよ濃厚になり、

6月19日

胸腔鏡手術

 

手術で取った肺の検査結果は12mmの肺腺がん

リンパの検体は異常なしで転移なし

 

というわけで、健康診断で異常が見つかってから肺腺がん根治まで2ヶ月。

肺ガンが見つかるまで自覚症状も体調を崩していたこともありませんので、

実際のダウンタイムは手術から術後の傷が癒えるまで1ヶ月間ほどでしょうか。

タイミングと出会った先生方に恵まれ、こんなに短い期間で癌を根治することができました。

とはいえ、再発の可能性は0ではありませんので、

引き続き定期的に検査はしていきます。